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2012年5月19日土曜日

塗り壁のテクスチャー


今日の現場視察で一番の目的は、塗り壁のテクスチャーの打ち合わせ。

塗り壁は、文字どおり職人さんがコテで手作業で材料を塗っていくので、塗り方によって壁の見た目が全然違ってきます。そのため、職人さんと相談して、どのような塗り方をするか決める必要があるんです。


外壁の仕上材は、富士川建材工業の「レーブLM」。これを水と混ぜて、壁に塗りつけていきます。 


現地では、職人さんが事前に一般的な塗り方のサンプルを用意してくれていました。それが、この写真。横方向の筋が特徴的です。


でも、せっかくのご提案ですが、NG。
実は、事前に希望のイメージがあったからです。

自分の理想は、荒っぽいコテムラを不規則につけた大胆なテクスチャー。職人さんにお願いすると、慣れた手つきで新たなサンプルを作ってくれます。


スポンジ状のコテで表面を荒らした後、平らなコテで均していく時の押さえ方の強弱で、仕上がりの荒っぽさが微妙に変化していきます。まさに職人芸!


次のサンプル、上半分と下半分とで微妙にムラの量が違うんですが、分かります?下の方が、仕上げのコテで強く押さえてあるので、滑らかな部分が多くなっています。


嫁と相談した結果、よりワイルドな雰囲気の上半分のテクスチャーを採用することにしました。作業は2~3日かかるそうなので、来週末にはお化粧した我が家が見られます!

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