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2011年11月19日土曜日

地盤調査


今週、家づくりをお願いする先として最有力候補になったWith One(ウィズ・ワン)を通じて、地盤調査をお願いしました。

With Oneを選んだ理由は別の機会に譲るとして、今回は地盤調査の話です。

地盤改良が必要な場合、費用は地盤の弱さに応じて数十万~百万円以上とかなりブレ幅があります。土地購入にかなり大金をはたいてしまったので、建物に払えるお金には限りがあり、地盤改良に多額の費用が必要となると、家づくり計画は大幅な見直しを余儀なくされます。

地盤調査は、スウェーデン式サウンディングという方法が一般的らしいです。先端が尖った棒を地面に挿して荷重を掛けながら回転させ、棒が沈むのに要する荷重と回転数を25cm毎に測定していくとか。意外と単純ですね。

測定ポイントは、建物の四隅と内側2か所の合計6か所。

で、測定結果がこれ。


右端の数値(N値)が25cm毎の地盤の強さを表しており、木造住宅を建てるのに必要なN値は3.0以上とか。測定の結果、基本的にはいずれの貫入深さでもN値は3.0を上回っており、基本的には地盤の強い敷地であることが分かりました。

ただ、測定ポイントの1か所で問題が。。。

6か所のうち、北東側の隅の強度だけが異常に弱いことが判明。貫入深さ1.25mでN値が0.8と急低下し、その後も1.0以下の低い数値が続きます。


貫入深さ1.25m以降の行を見ると、5~25kgの荷重をかけるだけで回転させなくても棒が「ストン」と2.5mの深さまで沈んだことが分かります。素人が見ても、この結果はヤバいでしょ。。。

With Oneの営業さんいわく、問題地点の地中にかつて浄化槽などの埋設物があったのではないかと。1か所なら地盤改良は必要ないのではないかとのことでしたが、念のため問題地点の周囲も追加調査を行うことになりました。。。

2011年11月13日日曜日

土地視察


何かと忙しい今日この頃でしたが、久しぶりに何も予定がなかったので、購入した土地を見に行ってきました。

購入前には何度も見に来てましたが、契約後の視察は初めて。今日の目的は、この時期の日当たりの確認と、家のイメージづくりです。

最初に、前面道路。
幅員が5.5mあり、広々した感じが気に入ってます。



次に、正面から。
相変わらず細長い(笑)。久しぶりに来たら、奥の家がもう完成して人が住んでいる様子でした。売主にお願いしていた給水管の引き込みもバッチリ済んでます。



反対に、一番奥から。駐車スペース予定地に車を停めてみました。写真で見ると、なぜか実際より広く見えます。それにしても、こんな草ボーボーの地面がウン千万円もするなんて、理解できませんね。



肝心の日当たりについては、日の短い時期だけあって、15時過ぎには西側の家に太陽が隠れてしまいました。この日の南中高度は約36度。冬至に近いので、これは仕方ないですね。

2011年11月3日木曜日

デザイナーの家


デザイナー系の建築会社は、外観・内観のデザインに対して強いこだわりが感じられます。また、さすがにモジュールの制約はあるものの、箱の形状に関しては自由そのもの。

プランニングに関しては、大手HMが顧客の要望をできる限り忠実にプランに取り入れようとするのに対して、デザイナーのプランには自己主張がかなり入ってきます。

例えば、一体感のあるLDKを希望したのにLとDを分離したり、小屋裏収納(ロフト)を希望したのに無かったり。。。デザイナーの作ってくれた1stプランを見て、いくつもの要望が無視されていることに最初は啞然としました。(もちろん、注文をつければ修正してくれますが。)

一方で、カッコよく見せるための数々の工夫には関心させられます。例えば、玄関を入ると正面の大きなガラスの向こうに木が見えるとか、庭を高い壁で囲んで室内との一体感を出すとか。説明を聞いてるだけで、何だかワクワクしてきます。

デザイナーとのミーティングを重ねるうちに、彼らの提案する家づくりのコンセプトにすっかり共感し、惚れ込んでしまいました。耐震性能や品質を考えると大手HMの方が安心だし、デザインより住みやすさを重視した方がいいのかも知れませんが、我が家づくりはデザイナーの自由な発想に託そうと心に決めました!

下記の画像は、あるデザイナー系の建築会社が作ってくれた模型です。間取りプランを見るのも楽しいですが、模型はテンション上がりますねぇ~。