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2012年2月28日火曜日

内装デザイン確定 (2)


続きはトイレから。

トイレは、INAXの「サティス」。トイレと言えばウォシュレットでしょ、と思っていたんですが、「サティス」のデザインの良さとコンパクトさが気に入りました。掃除もしやすそうです。


トイレの手洗器は、KEYUCAで有名なカワジュンの製品をチョイス。基本的には直線的でシャープなデザインが好きなんですが、ここはちょっと雰囲気を変えて丸みのあるデザインに。


紙巻器、タオルハンガーはこんな感じ。ユニオンという会社の製品です。前に住んでたタワーマンションのものにそっくり。


電球のスイッチは、営業Tさんのイチオシで、神保電器という会社の製品をチョイス。個人的にはパナソニックのメタリックな感じの製品が好きだったんですが、相方がこっちを気に入ったので。まあ、こっちもシンプルでカッコいいです。


番外編として、洗濯機用の水洗。これも、営業Tさんのこだわりアイテムです。Tさんいわく、カッコいい家づくりは、こうした細かい部分へのこだわりの積み重ねが大切だとか。


まあ、こだわりを積み重ねた結果、コストもだいぶ積み上がっているわけですが・・・

2012年2月25日土曜日

内装デザイン確定 (1)


今週末は、内装デザインの確定です。
細かい設備や内装の1点ずつ確認し、変更契約書に捺印。

これまで長い間検討してきたにもかかわらず、前日になってサッシと玄関タイルの色に迷いが生じるなど、苦悩の日々が続きましたが、これでほぼファイナルアンサーです。

今回は、主な設備関係のご紹介です。
まずはキッチン。実物写真がないので、図面のみです。


幅2600x奥行950の巨大サイズ。普通、キッチンの標準的な奥行は600~650mmなんですが、あえて奥行を深くしたのは、キッチンの裏側を一面収納にするためです。圧迫感を若干懸念しつつも、収納力と使い勝手を重視。

次に、浴室。TOTOの「サザナ」という製品の1坪(1616)タイプです。水洗の下にあるカウンターの形状が全く気に入らないんですが、浴室にお金をかけるわけにいかないという判断により、これに決定。


それから、洗面化粧台。ここは、ホテルのように高級感のある雰囲気にしたいという当初の希望があった部分です。
(こんなイメージで↓)


しかし、オーダー品はかなり高額だと知って、泣く泣く断念。それでも、営業Tさんが安い割にはデザインの良い製品をチョイスしてくれた上、別注の一面鏡に間接照明を付けてカッコよく見せるという工夫を考えてくれました。


(つづく)

2012年2月19日日曜日

展開図

平面図でのプランニングが概ね固まると、次は展開図という図面が出てきます。
展開図というのは、全ての部屋を四方から見たときの見え方を表した図面です。


立体になると、図面が平面だった時と比べて、建物内のイメージが格段にリアルになってきますね。

部屋だけでなく、トイレやパントリーの中まで4枚の図面。でも、意外にもこういう部分こそ展開図は有効で、鏡をつけようと思ってた場所にタオルハンガーがあって邪魔になるとか、パントリーの棚板の枚数が足りないんじゃないかとか、平面図では気づかなかった細かい発見があります。平面図であれだけ時間をかけて検討したのに。


多額の予算を投じて設置する予定のスケルトン階段は、展開図では下のようになります。小さいながらも1階からロフトまで突き抜ける吹き抜けになり、我が家最大の見どころになるはずの場所です。でも、冷暖房効率悪いんだろうな。。。



2012年2月16日木曜日

壁紙選び


家づくりの打ち合わせ事項の一つとして、壁紙の選択があります。とにかく壁紙は種類が多くて、カタログも超ブ厚いんです。

カタログを全部見ると時間がかかって仕方ないので、基本的には営業Tさん、設計Kさんに何種類かを勧めてもらい、その中から決めることにしました。特に、営業Tさんとはデザインの好みが驚異的に近く、彼の提案力には全幅の信頼を置いているので。

壁紙は、基本的に自然素材の「珪藻土クロス」にひとまず決定。
調湿・防臭等の効果があるという機能性と、質感の高さが選択のポイントです。


でも、メンテナンスが難しいという欠点があることを知り、ちょっと悩む。。。本当はリビングだけでも漆喰の塗り壁にしたいというやや贅沢な望みもあるので、ここは予算を見ながら再検討ということでペンディング。


次に、寝室の1面には、アクセントとして石のような質感のグレーのクロスを採用。これは、設計Tさんのアイデア。


ただ、本当はこっちの紫色にして欲しかったらしく、Tさんはちょっと残念そう。かなりプッシュして頂き、面白いかなとも思ったんですが、結局無難な方に。


これは、洗面室の防水クロス。縦のラインがシャープな印象です。


最後に、2階トイレの黒いアクセントクロス。アクセント1面っていうのはありきたりで面白くないから、という営業Tさんの意見で、奥と側面の2面に貼ることに。デザインもちょっと冒険していて、縦のラインの中から角度によって模様が浮かびます。ここは出来上がりが楽しみ。


細かい内容も徐々に決まりつつあり、あとは財布と相談ですかね。。。

2012年2月10日金曜日

契約締結!



照明やコンセントの位置など細部の検討は残っているものの、建物本体のプランは概ね固まったため、With Oneと契約を締結することになりました。現在のプランで建築確認申請を行うため、今後構造に関する部分は大幅な変更ができなくなります。

現時点で、当初予算より約200万円のオーバー。営業Tさん、設計Kさんによる悪魔の誘惑に勝てず、2人から次々と繰り出される魅力的な提案を次々と採用していった結果です。これでも、いろいろ我慢してるんですけどね。。。

今回は、建築工事内容のうち、高額アイテムランキングのご紹介です。

【1位】 キッチン 100万円
キッチンは、家の中で最もコストがかかる部分なんですね。

本当は、前のマンションで使っており、デザインの良いトーヨーキッチンにしたかったんですが、最低でも200万円オーバーと分かり、早々に断念。

ただ、キッチンスペースがリビングから丸見えの間取りなので、それなりにデザインや仕様感にもこだわりたいと考え、タカラスタンダード製のオーダー品をチョイス。天板を含め全て白色にしたらカッコいいかなぁと想像してます。

でも、総予算がオーバーしてるので、コスト削減のため変更するかも。。。

【2位】 階段 68万円
階段は、重要なこだわりポイントの一つ。1階から2階に上がる階段が18万円であるのに対して、使用頻度が低いであろう2階からロフトに上がるための固定階段が何と50万円!

ロフトに上がる階段がなぜ高いかというと、踏み板を支える側面の板(ささら板)を木製ではなく薄い鉄骨製にしたからです。この階段は、わずかに確保した吹き抜けの上に架かるので、木製の厚い板では圧迫感があるんです。ビジュアル的に重要な場所になるはずなので、ここは奮発。

本当は、1階から2階に上がる階段も鉄骨にしたかったんですが、さすがにコストを考慮して断念しました。

【3位】 浴室 46万円
ここは特にこだわらず、TOTO製の一般的な1坪タイプ(1616)のユニットバスです。ゆとりのある1.25坪タイプ(1620)も検討しましたが、洗面室の広さ確保を重視してやめました。

【4位】 リビング窓 39万円
日当たりがそれほど良くない我が家にとって、ここもこだわりポイントの一つ。幅256x高さ220cmに窓が4枚並んでいて、この窓が折れ戸のように全開できるようになっています。窓って、普通の大きさなら5万円前後なんですが、ガラスのサイズが大きくなるにつれて驚くほど高くなっていきます。

【5位】 床暖房 35万円
床暖房は、予算的に厳しくなったら断念しようと思いつつ、今のところ、かろうじて見積りに残っています(笑)。床暖房が必要かどうかについては議論のあるところですが、個人的には、前に住んでたマンションの床暖房の快適さが忘れられず、なかなか諦められません。。。

これから、今月25日にされている資材発注前の最終確認まで、コスト見直しのための検討が日々続くことになります。。。

2012年2月3日金曜日

照明計画 (2)


(前の投稿からの続きで、LED照明のデメリットを書いてます。)

(3) 演色性に劣る

演色性というのは、照らされたモノが、どれだけ自然光で見るのに近い色で見えるか、という意味です。

演色性の測定指標として、演色性評価数(Ra)というのがあります。白熱電球がRa100であるのに対し、蛍光灯はRa80~90程度、LEDはRa75~80程度だそうです。

蛍光灯、LEDとも白熱電球には劣りますが、両者の比較では蛍光灯の方がやや優位ってことですね。

LED光源下で、モノが全体的に青白く見えたりするのはこのためです。

ちなみに、一般的な屋内照明はRa80以上、一般的な作業の工場はRa60以上、美術館・博物館などはRa90以上が望ましいとされているそうです。


(4) LEDは照明器具の主流になるか?

将来的にLED照明の価格・性能が改善し、今後LEDが照明の主流になるかといえば、そうとも限りません。現在でも、次世代照明の候補として有機ELがありますし。

今回LEDを選んだ場合、次の交換時期は20年後だったりするわけで、その時に照明器具としてのLEDがどういうポジションにいるか、誰も分かりません。

だから、将来的に白熱電球や蛍光灯は時代遅れになるんじゃないか、という心配は、LED照明にも当てはまるわけです。

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こうした検討の結果、我が家の照明は、使う時だけ点灯する場所(トイレ、洗面室、クローゼット内など)は白熱電球、それ以外は全て電球色の蛍光灯を採用することにしました。

屋外の夜間照明など、長時間点灯が前提となる部分はLEDにすることも検討しましたが、屋外用のLED照明は寿命がきたら器具ごと交換する必要がある製品しか見つからず、それも面倒かなと思ってやめました。

2012年2月2日木曜日

照明計画 (1)


最近、壁や窓の位置の微調整など、細かい内容の打ち合わせが多く、Blogに書きづらかったので、しばらく更新をサボってました。

建物のプランが固まってくると、次は床や壁紙の種類や、コンセント・スイッチ・照明など電気系の配置など、検討内容はさらに細かくなってきます。

そこで、今回は照明の話です。

従来の白熱電球、蛍光灯に加え、最近はLED照明が注目されているため、どれを選ぶか非常に悩ましいところです。

省エネ性能の高い照明としてLEDが気になるところですが、いろいろ調べていくと、現状はLEDが他より完全に優れているとも言い切れないことが分かってきました。

その主な理由は、以下のとおり。

(1) 初期コストが高い

ご存知のとおり、LED照明は初期コストが高くなります。我が家のケースでは、正確に比較したわけではありませんが、全てLEDにした場合、20~30万円ぐらい初期コストがアップしそうな感触でした。

20万円なんて建築コスト総額と比べたら大したことないじゃないか、と思うかも知れませんが、そんなことはありません。

もともと家づくりの予算には限度があるため、打ち合わせの過程で様々な取捨選択をしながら、予算のギリギリ範囲内でなるべく良い家が建てられるよう、あれこれ悩むわけです。

なので、照明で20万円の追加コストが必要になると、例えば我が家の場合、タンクレストイレ・床暖房のいずれかを諦めるか、風呂・キッチンなど設備のグレードを落とさないといけません。

(2) ランニングコストは、蛍光灯との比較ではそれほど違わない

初期コストが高いけど、電気代が圧倒的に安いので何年かで初期コストを回収できる、というのがLED導入の一般的な理由です。

でも、これはあくまでも白熱電球との比較。蛍光灯も実は省エネ性能が高く、蛍光灯とLEDの比較だと、さほど大きな差はないんです。1日数時間程度の使用では、電気代の差は微々たるものです。

白熱電球、蛍光灯、LEDの経済性比較については、インターネット上で様々な試算を見ることができます。

例えば、あるサイトの試算では、LED照明の寿命とされる40,000時間の使用で、蛍光灯と比較して約5,000円お得になるとのこと。でもこれって、例えば1日6時間使用しても、1年当たりのメリットは270円程度ってことです。

ただ、将来的に電気料金が上がると計算結果が変わってくるので、東電の電気料金値上げに関する最近の議論の行方は気になるところです。

(続く)